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PUBLICATION ~world standard wear~

~サンプリングはカルチャー~

PUBLICATION ONLINESHOP



今日はパッと見にで誰も衝撃を受けたであろうこのアイテム達について

語ろうかなぁと思います・・・・・





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ILLCOMMONS FRONT LOGO HOODIE

そうですあの有名なアメリカを代表するChampionをサンプリングした

Commons Hoodie。

僕がサンプリングをする理由には5つあります。




1.NYが生んだカルチャーだと言うこと

2.今のファッションシーンのトレンドだと言うこと

3.今僕が最も尊敬する人”ジョンセイモー”がサンプリングを多用していると言うこと

4.サンプリングには本来ファッションに最も必要な”遊び心”が詰まっていると言うこと

5.僕はエンターテイナーだから









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元々サンプリングと言う言葉が生まれたのはNYってご存知でしたか?

70年代にNYにて生まれた音楽カルチャー”HIPHOP"において

ジャズやファンクの美味しい部分だけ切り取ってビーツにのせたのが

始まり、語源と言われています。


そのサンプリングが今オールドスクールスタイルの回帰により

ファッションシーンでブームを起こしています。












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もちろんいち早くそのサンプリングを取り入れるべく

僕はILLCOMMONSで夏のコレクションから

そのサンプリングと言う手法を取り入れました。







そして今期サンプリングの元ネタに選んだのはこのChampion。





架空のダンスユニットと言うテーマを決めてから

やはりダンス=スポーツウェアと言う接点は切っても切り離せない構図。

となるとアメリカを代表するスポーツウェアブランドChampionでしょって

感じで決定。




Cから始まる辺りも何か運命的な部分を感じたのも決めた理由の一つです。













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僕がサンプリングする上でまず大事にしていることは2つあります。



1.まず元ネタをリスペクトすること

2.そして元ネタを超えるクオリティーの物を作ることです。












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僕はヴィンテージのチャンピオンのスウェットを腐る程持っています。

着て着ました、はっきり言ってその辺のチャンピオンのスタッフより

知識があると思います。

その知識をしっかりと折り込み、チャンピオンのストロングポイントと

逆にウィークポイントを炙り出しながら製作を始めました。











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まずは生地選び、確かにチャンピオンはタフですが

逆にゴワつき感があるって事でより軽い素材をピックアップ、

しかしボリューム感と言うストロングポイントを失いたくなかったので

軽くてヘビーな生地をチョイスしました。


表面には光沢があり、高級感があるコットン、

そして暖かさも求め裏起毛のフカフカに着心地いい生地に決定。













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続いてはシルエット、コレはもちろんトレンドのオーバーサイズで

抜群にシルエットが出来たのですが、実は一番こだわっているのは

首回りとフードのデカさ、

写真でもわかる通りVネック気味になった首元、

チャンピオンと言えば首回りのタイトさですが

それが着心地わるいと感じたのと

あくまで着た時の光景を想像した時に

僕がILLCOMMONSで提案するレイヤードスタイルにおいて

裾と首元からインナーが見えた方が

よりセンスのいい重ね着に見えると思ったからです。

なのでインナーがいい感じに見えているでしょ??











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フードは大きめで形が崩れない形状で

顔を覆いかぶすような大きさで。

コレはフードが大きいことにより小顔効果を生み

着た時によりスタイル良く見えるように計算しました!!













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続いてはフロントロゴの刺繍、本来ならコスト面考えても

プリントで行きたいところですが、

僕の今期のILLCOMMONSのディテールテーマが刺繍だったのと

このボディの表面の光沢感には刺繍の方があうと思ったので

刺繍にしました、しかも光沢がある糸を選び

インナーで来た時、また夜来た時も

キラッとさりげなく光り高級感を与えてくれるように

気を配りました!!














実際僕はちゃんとプリントバージョンもサンプルを作り

比べています。

コレがプリントバージョンのボツになったサンプル・・・・


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ね、刺繍の方がいいでしょ?

僕は作る前から刺繍でと決めていたけど

ちゃんと丁寧に一応プリントバージョンのサンプルをあげて

違いを検証しているんです。
















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そして最もマニアックなこだわり。

コレはタグの付け方です。

60年代頃のチャンピオンが使用していたタグの付け方

通称”タタキタグ”と言う手法を復活させました。

手間や、コストを考えて無くなったこの手法を復活させることにより

僕はあえて手間もコストもかけてブランドのバックボーンにリスペクトを

表しました。


コレは店頭で実際に見てください。















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いかがだったでしょうか僕のこだわり、服に対するリスペクトと愛、知識。

僕の持っている全てをさらけ出し生み出したアイテムです。



正直ここまで計算し、考えこだわって作っていたら

かっこ悪いはずないでしょ?ってぐらい

自信持って言えるモノしかリリースしておりません!!




はっきり言ってこのクオリティー、シルエット、サイズ感、着心地、

センス、そして遊び心、全てを備えたパーフェクトなパーカーがコレ。






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そして僕のサンプリングに対する美学、届きましたか?

今後のILLCOMMONSでも皆さんが驚くサンプリングネタを

盛り込んだアイテムをリリースして行きたいと思いますので

今後もILLCOMMONSにも期待して頂ければと思います。



















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”サンプリングはカルチャーだ。”

ILLCOMMONS NEWYORK、

NEWYORKと名付けたからにはNYのカルチャーを

しっかりと服に乗せて発信して行きたいと思います。


デザイナー SEAN COMMONS













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by publication | 2017-12-14 15:53 | FASHION | Comments(0)